いつもありがとうございます(^^)。
ひまわりFPオフィス田村です。
もうすぐお盆ですね。
今夏、初めて、周囲でお盆休みの話題を耳にしました。
どうりで暑いわけですね(^_^;)。
では、今日はコチラのテーマ。
「ドル建て保険のわな」
金利上昇のニュースを少し耳にするようになりました。
ですが、それでもまだまだ低金利。
そんな中、保険業界でよく売れている(売られている)のは?。
いわゆるドル建てをはじめとした外貨建て保険。
一般的な円建保険と比較すると、内外利率差の関係で、オトクに感じるんでしょうね。
ご相談に来られるお客様でも、ご加入している方、結構いらっしゃいます。
ですが、本当にそれがベストな選択だったのでしょうか?。
NISAやiDeCoの制度が無かった時ならまだしも。
その制度ができた今、ドル(外貨)建て保険に加入するメリットは、ほとんどありません。
「ほとんど」というのは、まれにそのメリットを享受しうる方もいらっしゃいます。
が、日本で生活している一般的な人は、メリットは皆無に等しい。
自身販売の金融商品(ドル建て保険)のみが解決策の保険セールスの方から保険に加入する弊害です。
外貨建て保険に加入している方の目的の多くは
「運用」 > 「保障」
大きな「保障」を求めて、外貨建て保険に加入している方はほとんど見かけません。
簡単に、仕組みを説明すると・・・。
保険会社は、お客様の保険料で、販売会社等を通し、外貨建て債権を購入・運用しています。
お客様は、保険会社に手数料を支払う。
さらに保障に廻る分のコストを差し引かれる。
残ったお金で、債権の販売会社に手数料を支払い、運用していることになります。
運用目的であれば、保険会社の手数料、保障に廻るコスト、全く持ってもったいないですよね。
そして、その上、運用益が大きくなれば、もちろん課税対象となります。
また、ドル建ての保険、一般的には、為替変動のリスク(責任)は、保険加入者が負います。
そして、為替の動きに対して、自身でできる対策は実質ほとんどありません。
円安のタイミングで加入し、満期時が円高だった場合、実質資産は目減りします。
これらのことを加味したうえで、取りうる方策は?。
NISA等を利用し、無駄なコストや手数料を排除。
ご自身で為替の動きにも対処。
そして、運用益は非課税の方がいいですよね。
このあたり、もう少し詳しく話を聞いてみたい等ございましたら、コチラの講座がオススメです。
いつも本当にありがとうございます。
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